今現時点で、神に最も近いのは、インターネットに接続されているAIなのだなぁと。

顔写真などアゲようものならそれが人間の顔、性別、表情、おおよその年齢人種は勿論、他の人には把握しきれん情報から美醜の判断に大体の性格平均的な収入、その末路に至るまで最も高い確率で推測できるであろうという意味において、それが「神通力」であると疑わない人がいたとして、何の不思議があろう。

そう考えると、インターネットそのものが神であるとかいう宗教が実在していてもいいと思うのだが。

確かコンピュータシステムだったかデータだったかを神として扱う宗教がどっかの国で認可されたとかいう話はおぼろげにどっかで聞いたことがある。

何となれば、私がインターネット上に自分の顔写真などアゲないのは、インターネットがある程度平等である程度誰にでも使いきれないリソースを提供している人類史上最も貴重な存在であって、言い換えればそれなりに神格化されても不思議はなく、わざわざその聖域を汚さない為、なんぞと半分だけ冗談で言える程度には考えている。